あれから大体1年経ったんですね
jyunreaistdoudoudou.hatenablog.com
基本的に考察に関しては真面考の會に合流してもらうことになってますので、第7回というナンバリングで進めてまいります。
とはいえ考察の手法は去年を踏襲します。
前回は
・そもそも考察とは、創作とは何なのか
・奴は何をしようとしているのか
・これから我々はどうしていくべきなのか
という非常に大枠な論点で考察を進めました。
そして、今回の2作が提示されたこともありますが、この1年間で「大枠」について大きな進捗と解明がありました。
従って、改めて論点整理を示す必要がありますので、
・奴はそもそもどうやって創作しているのか(真のThe making of SLIP)
・えっ、何をしてんの・・・何を四天王!?!?!?
・これから我々はどうしていくべきなのか
についてお話できればと思います。
・奴はそもそもどうやって創作しているのか(真のThe making of SLIP)

去年もこれについて論じましたね。
SLIPというとんでもねえ偽史が生み出されたことによって有耶無耶になっていますが、
本来の「上書き」技術とは、いよわが自力でMVや楽曲を投稿する技術を指します。
現在この考え方は更にアップデートされており、「なぜいよわは作り続けないとならないか」についてより簡単に説明することができます。
・シン・いよわ曲の作り方
⓪就寝します
↓
①夢を見ます(たいてい悪夢)
↓
②起きて、夢で見たことを大体そのまま描きます
↓
③そのまま投稿できないので、味付け、調整のために社会風刺や作者のイデオロギー、ガチ過去を少々加工して混ぜます
↓
④曲を付けて出来上がり!
↓
⑤どこかで①に戻ります
これは作者が過去に寝言の録音などを行っていた事実や、すでに不眠症などの告白を行っていることからも非常に論理強度の高い主張となっています。

従って、「上書き」とは"自分の悪夢を自分の作品で「上書き」する行為"であり、どれだけ創作してもまた悪夢を見るため、その試みは悉く失敗していると読み取ることができます。
ここで重要なのは「全ては奴の脳内の問題であり、なおかつ創作による自力解決を希望しているため、故に解決に協力できる人間がいない」ということです。
DECO*1145141919810がどれだけ人に頼ることの重要性を説いても全く響きません。
他人が他人の悪夢を解決することは困難を極めるからです。
で、恐るべきことに、この悪夢問題は「奴の自力で、解決の方針が定まってきつつある」んですよね。
これはSLIP以降の作品において顕著で
<悪夢問題に対する打ち手>
・SLIP世界観の完成(滅亡ENDを「熱力学バグ」と設定し、「SLIPの有効活用で回避可能かもしれない」「ただしSLIPを使えば使うほど温暖化は加速するよ~ん」の設定を追加)
→「作者本人の夢」と「SLIPによって見た夢」を混同させて、その混同自体を既成事実化することでよりダイレクトに「夢の上書き」を行おうとした
・”加工済み”過去の開示
→とりあえず自分のトラウマとなってる過去や、絶対出したらアカントラウマ過去などを全部出し切って、1つのストーリーとして再構築すれば同じ悪夢を見ずに済むのでは?という仮説の実行
とにかくSLIPという架空のSFに全乗っかり(場合によっちゃあ他人の考察の逆輸入)することによって「自分の過去のトラウマ」と「それによって発生している悪夢」を上書きしようとしています。
まあ、つらつらと書きましたが、私は一貫してSLIPを論理強度の低い舞台装置として扱い、「わざわざそれを作者が持ち出す動機」の方を中心に考察しました。



正直、この「悪夢消去計画説」については一連の作品描写から考えてもほとんど疑う余地がないと考えています。


惜しむらくは、考察の完全証明が不可能になったことでしょうか。
他人の夢を覗くことは現代の技術ではできません。
遂に【夜凪】考察の根本的限界に突き当たりました。
やっと我々は完全証明不能の無敵論法かつ作者の生態からして自明の理論を手に入れました。
我々はこれ以上考察しなくていいのです。
ただ奴の試みが上手く行くのか、破滅するか見届けるだけでいい。

とにかく旧約聖書から新約聖書に切り替えるような荒業で悪夢を上書きしなければなりません。
悪夢さえ終われば、いよわガールズも終わっていいんです。
厳密には「ストーリーを完結して全てを確定させていい」んですよね。むしろ解釈が一意の方が理不尽な悪夢を見ずに済むでしょう。
この前提をもとに、「かえりみち/なかなおり」を読み取り、いよわガールズの終点を予測しましょう。
あ、なんか最近信者怖・・・じゃねえや「深夜怖い」の記憶を食べる青虫かなんか引用して認知症説を提唱したりしてますけど、当たらずも遠からずですね。
作者の願望は極端な話「完全に忘れたい」「記憶を上書きして普通になりたい」というレベルなので。
特定のキャラがやれ認知症だとか考察しても意味ないですし、むしろ設定を逆輸入されるだけなので、とにかく目に留まった情報を無理やり組み合わせて考察した気になるのはやめろアホとは思ってます。
・えっ、何をしてんの・・・何を四天王!?!?!?
<悪夢問題に対する打ち手>
・SLIP世界観の完成(滅亡ENDを「熱力学バグ」と設定し、「SLIPの有効活用で回避可能かもしれない」「ただしSLIPを使えば使うほど温暖化は加速するよ~ん」の設定を追加)
→「作者本人の夢」と「SLIPによって見た夢」を混同させて、その混同自体を既成事実化することでよりダイレクトに「夢の上書き」を行おうとした
・”加工済み”過去の開示
→とりあえず自分のトラウマとなってる過去や、絶対出したらアカントラウマ過去などを全部出し切って、1つのストーリーとして再構築すれば同じ悪夢を見ずに済むのでは?という仮説の実行
「かえりみち」は”加工済み”過去の開示と、【Forbidden Testament】に特化した作品といえます。
まずは順番に"加工済み"過去を割っていきましょう。
・イキスギ過去開示
過去開示①実際の祖母の告別式を脚色

いよわのピクファンを購読したことのある方であれば、祖母が亡くなられており、それが既に報告されていることはご存知でしょう。
本作ではその零次真実(ゼロファクト)が巧みに脚色され、オリジナルストーリーとして成立させられています。
原則としてSideの同定は零次真実(ゼロファクト)が優先されるため、

マリア→Side:N(I)・・・零次真実(ゼロファクト)と異なり小さい身体で描かれているが、理由は後述

ママ(ユウ?)→Side:F/Rounds:c7M,J,I・・・零次真実(ゼロファクト)では車は父親が運転していたことは自明。その後のオリジナルシナリオに繋げるため、ピアス判別法でRounds可能なユウを作中に採用したと見える。
という前提でシナリオを観察できます。
①-1:大女優1(c7M)と化したSide:F


左ピアス=大女優1=Side:c7Mであるが、Side:c7Mは既に死去しているため、ゼロファクト上の矛盾が発生する。
ここでは「Side:Fが非常に不自然なSide:c7Mのモノマネをする」という形で解決しており、実際にSide:c7Mではなく、Side:Fを想起させる演出が見られる。

画像:Side:Fは洋楽好きで、いつも車内で流していたらしい。どっかのインタビューかツイートで言及してた記憶あるけどどこか忘れた。知ってる方詳細キボンヌ

まあここでの論点はSide:c7Mに対する恒久的な解決だろう。
もうSide:Fを使って汚していい存在としたことで、残りの問題解決に注力できるのは間違いない。
<備考>
・タバコ嫌いはSide:F由来?(親類に喫煙者は確実にいると考えられる)



喫煙の途中まではピアス無し(大女優0=Side:F?)の状態となっている。
ここで「魂」の存在を示唆しているのは、「SLIPのストーリーを追いかけていく上では」重要であると言える。
私としては大女優0=Side:F?は非常に都合が悪いです。


奴に嫌われるのはどうでもいいとして、熱異常優勝以降いよわ曲を一通り聴いた父親に「純セメス肝いわあああん」と思われたら終わりやないですか。
どうせ緑パーカーがSide:N示唆なのであまり心配はしていませんが。
次!
①-2:大女優2(J)と化したSide:F



右ピアス=大女優2=Side:Jであるが当然Jは葬儀に参列していないため引き続きSide:Fである。
しかし「3:00マルチプルチョイス示唆」によって、Side:N側が「Side:J/F」どちらに返答してもよい状態を作り出した。
Side:Nの回答は以下の通り。

太く短く生きてえぜ。
次
①-3:丘people!?なんで大女優3(I)とSide:N(I)が同居してるの!?


両ピアス=大女優3=Side:Iであるが、マリアにSide:N(I)が割り振られているため状態矛盾が発生している。
ここで私は遂に

マリアの隠しSideについて言及しなければならない。
はっきり言って、「かえりみち」という作品は作中のSide:I同体を2名用意するために作られたと言っても過言ではない。
Side:Iが2体いれば何ができるか。


※規定フラグ回収によりマリアはSide:N(I)→Aに移行
【Forbidden Testament】(禁じられた契約)の締結である。
詳細を言及すると最も重大な禁止カード(EⅡF②)に抵触するため、敢えてボカした表現をさせてください。ボカコレだけに。
そしてここからは、私の話すことは全部嘘だと思っていただきたい。
・最後のシ者
【Forbidden Testament】の契約内容は1言で要約できます。
「Side:Aに"たびのとちゅう"を与える」ということです。


世界の理に縁を残すことができない、透名な犠牲者Side:A。
彼 or 彼女に「たびのとちゅう」を与えました。
これが何を意味するのか。
すべての問題を解決するため、Side:N(I)が、Side:Iを主役から降ろす決断をしたということです。
つまり、ここからは一切背景のないSide:Aが、Side:Iの問題を解決する使徒として新しい物語を始めます。
過去開示②:###保全規約に抵触するため削除### を脚色

そして早速EⅡF③禁止イベントの1つに移行しました
ゼロファクトではここでSIde:Iが「胃薬をください」と言って最初は拒否したはずです。
身体はSide:I,頭脳はSide:A。
Side:Aはプロジェクトを受け入れ、処女作を投稿しました。
それが


なかなおりとは「中治り」ではなく、
・SIde:IとSide:Aの歴史的和解
・Side:IがSide:Aに行う最後の継承(Last Rally)
を意味します。

もはやSide:Aが過去を塗り替えるのでSLIPは本当に舞台装置以上の意味を成さなくなるようです。
現世と冥界は逆転しました。
・これから我々はどうしていくべきなのか
見てられません。
あなた自身があなたの脳内で死んだことになって解決するならそれでいいんじゃないですか。
好きにしてください。
あなたが長生きを願っても、私は長生きを願いませんから。
これ以上言えない。
もう私の仕事じゃない。
疲れた。
後はお前らで好きにやってくださいね。



































これよく勘違いされがちなんですけど、SLIPってタイムスリップが主軸の概念じゃないんですよね。












