【ボカコレ2022秋総括】3期いよわが全てを破壊する【熱異常考察】

【注意】
※この記事は一応考察記事という名目ですが、実際は

「熱異常 / いよわ feat.足立レイ」の妄想二次小説

です
ご了承の上、嫌になったら見ないで下さい(かなり不快な表現もあると思います)登場人物として出てくる←(ココ重要)純セメスは謝るような人間ではありません。
※私の解釈は他者の解釈を否定したり、押し付けたりするものではありません。
※私は視聴者それぞれの解釈を尊重します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Reference

www.nicovideo.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Title:3期いよわが全てを破壊する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あーお疲れ様でした!

ボカコレTOP100優勝おめでとうございます~~~

足立レイさん、

 

あっ、すみません、初めましてですね。

私、足立さんの雇い主さん……って言えば良いんですかね?

雇い主さんの1パトロンをやっております、

"純セメス"と申します。

 

すみませんね、ここは滅多に人が来る所じゃない……

ってことは重々承知してるんですけども、

どうしてもお会いしたかったので、

遠方から遥々、ここまで来ました。

軽い身体で。

 

にしても暑いですねーここ

ずっと居るんですか?朝から晩まで?

それとも一生?

ははは

向こうのコンビニで炭酸飲料買ってきたんですよ。

飲みます?

 

 

 

ぷはー

ああ、すみません、身体が乾いて仕方なくて。おまえのせいで

私が飲んじゃいました。

ずっと居るんだから大丈夫ですよね?

はい。ねえ、

 

そうだ、今回の目的はですね、インタビューなんですよ。

足立さんにインタビューしたくてここまで来たんです。

優勝インタビューって、あるじゃないですか。

それを、やりたくて。

 

いやー雇い主さんが泣きじゃくっててね

とてもインタビューできる状態じゃないので。

代わりとかじゃないですけど、すみませんね。

 

まずは足立さん、優勝おめでとうございます!

この気持ちを誰に伝えたいですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……足立さん、すみません

 

……質問を、変えますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでそこまでする必要があった?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なあ、

 

おい、

 

 

お前に言ってんだよ。

 

 

いよわ

 

 

 

 

なんでそこまでする必要があったんだ

 

こんなもん出したらお前、何もかもブッ壊れちまうじゃねえかよ。

 

お前も、俺も、ボカコレも、ネタ曲も、音楽界も

 

全部、全部、全部

 

 

 

お前がこの曲出さなかったら、

ボカコレTOP100はネタ曲が占領して終わりだったんだよ

本当はそれで良かったんだよ

 

 

今からくそしょうもない話するぞ、なあ。

ポイントは3点。

そもそもネタ曲はお前の曲と違って消費が早えんだ。

下手すりゃ1週間もたない。

でも短期決戦の祭典ならこのデメリットは無視できる。

これが1点。

 

次にネタ曲は一般的なボカロ曲と根本的に作り方が違う。

一見ネタ曲の方が楽に稼げそうだが全然違う。

ネタ曲はそもそも曲である必要性が無い。

そして価値基準は「笑えるかどうか」。

途中で飽きないかどうか。

構築の自由度が高すぎる。最初に何をしていいか分からなくなる。

先人が創った定石もほとんど使えない。

ネタ曲を成立させるためのアイデア力、アイデア数も

ランキング上位を狙おうと思ったらかなりの要求値になる。

ただそのハードルさえ超えれば、アイデアの力や手数はすべて「いいね」「コメント」数に反映される。

これが2点目

 

3点目、続編モノも本当は罠だ。

確かに上手く行けばブランディング化するが、常に前作と比較されるし、

前作を知らない視聴者を排外することになりかねない。

これは「ボカロをあまり聴かない視聴者をも取り込める」「拡散要因になってくれる」ネタ曲限定の利点を捨てている。

ネタ曲でブランディング戦術を通すのは極めてリスクが高いし、

至難だ。

 

本当にあいつらも努力してここまでやってくれてる。

表向きは「順位なんて」だろ?

譲ったっていいじゃないか。

 

殊、ボカコレという場においては【ネタ曲】戦術が最強、

それでもういいじゃねえか。

 

 

なんでお前はボカコレという場で……

 

 

 

【3期】を出したんだよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見ろよ!

 

おい!

 

足立!

 

 

「お前が歌ってない歌詞」だよ。

 

「死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱
どこに送るあてもなく あわれな独り言を記している

 

電撃と見紛うような 恐怖が血管の中に混ざる
微粒子の濃い煙の向こうに 黒い鎖鎌がついてきている
消去しても 無くならないの
とうに潰れていた喉 叫んだ音は既に列を成さないで
安楽椅子の上 腐りきった三日月が笑っている
もう すぐそこまで なにかが来ている

 

大声で泣いた後 救いの旗に火を放つ人々と
コレクションにキスをして 甘んじて棺桶に籠る骸骨が
また どうかしてる そう囁いた
未来永劫 誰もが救われる理想郷があったなら
そう口を揃えた大人たちが 乗り込んだ舟は爆ぜた
黒い星が 彼らを見ている

 

哭いた閃光が目に刺さる お別かれの鐘が鳴る
神が成した歴史の 結ぶ答えは砂の味がする
死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱
誰かの澄んだ瞳の 色をした星に問いかけている

 

拾いきれなくなる悲しみは やがて流れ落ち塩になる
祈り 苦しみ 同情 憐れみにさえ じきに値がつく
今 背を向けても 鮮明に聞こえる悲鳴が
幸福を手放なす事こそ 美学であると諭す魚が
自意識の海を泳ぐ 垂れ流した血の匂いが立ち込める
黒い星が 私を見ている

 

死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱
どこに送るあても無く あわれな独り言を記している

 

泣いた細胞が海に戻る 世迷言がへばりつく
燕が描いた軌跡を なぞるように灰色の雲が来ている
編んだ名誉で明日を乞う 希望で手が汚れてる
あなたの澄んだ瞳の 色をした星に問いかけている

 

手を取り合い 愛し合えたら ついに叶わなかった夢を殺す
思考の成れ果て その中枢には熱異常が起こっている
現実じゃない こんなの 現実じゃない こんなの 耐えられないの
とうに潰れていた喉 叫んだ音は既に列を成さないで
安楽椅子の上 腐りきった三日月が笑っている
もう すぐそこまで なにかが来ている」

 

PVに書かれている歌詞そのままなんだよ、

 

これが

 

足立、お前は初めてこの歌詞を見るはずだ。

 

どう思う?

 

ふざけてるだろ。

 

 

お前は全く違う歌詞を歌わされている。

 

 

何も珍しくはない。

 

いよわ曲の歌詞はほとんど落涙読み。

 

「落涙」と書けば「ティアドロップ/ピアノ」の混声

 

「こぼした」と書けば「call phone しにきた」

 

「瞼閉じる」と書けば「ランブータン途切る」

 

処女作からずーっとそう。

 

いよわに雇われて《器》になった奴等は皆、メチャクチャなことを歌わされる。

 

 

足立、これなら見覚えあるだろ。

 

 

 

 

 

「死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱
どこに送るあてもなく あわれな独り言を記している

「しいん かわらばん heaven数play[く/ぶ]じ[あえるきする/いきかえるきする] はんぷおえる ごとう ふか ふか ランクダウン はめつする
ぎもんふ ホームにbomb who's rule あくせいもなく palm one れい な he told me ××× ××××× しんぐroop(rush) ひてい くるう

 

 

合ってるかどうかは答えなくていい。

 

おそらく半分くらいは合ってない。

 

俺が0.25倍速で数時間聴いてやっと

 

最初の、たった2行の落涙読みが仮置きできたというだけの話だ。

 

やっと考察のスタートラインに立てるというだけ。

 

 

だけどこれ以上は無理なんだ。

 

3行目以降は人類が解読可能な落涙読みの詠唱スピードを遥かに超える。

 

お前がどれだけ歌詞と違うことを言ったとしても、

 

「歌詞と違う発音をしている」と微かに認識できるだけで

 

実際に何て発音しているかを全て紐解くのは不可能に近い。

 

俺はその聖域には現状立ち入る能力がない。

 

お前らだけの世界。

 

俺は一視聴者としてお前の感情を受け取った気になることしか許されてないんだ。

 

 

 

 

落涙読みが解読てきていない状態でできる考察なんて本当に限られてる

 

表の歌詞だけ読んで分かることなんて本当に少ない。

 

もう一回見るか?

 

「死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱
どこに送るあてもなく あわれな独り言を記している

 

電撃と見紛うような 恐怖が血管の中に混ざる
微粒子の濃い煙の向こうに 黒い鎖鎌がついてきている
消去しても 無くならないの
とうに潰れていた喉 叫んだ音は既に列を成さないで
安楽椅子の上 腐りきった三日月が笑っている
もう すぐそこまで なにかが来ている

 

大声で泣いた後 救いの旗に火を放つ人々と
コレクションにキスをして 甘んじて棺桶に籠る骸骨が
また どうかしてる そう囁いた
未来永劫 誰もが救われる理想郷があったなら
そう口を揃えた大人たちが 乗り込んだ舟は爆ぜた
黒い星が 彼らを見ている

 

哭いた閃光が目に刺さる お別かれの鐘が鳴る
神が成した歴史の 結ぶ答えは砂の味がする
死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱
誰かの澄んだ瞳の 色をした星に問いかけている

 

拾いきれなくなる悲しみは やがて流れ落ち塩になる
祈り 苦しみ 同情 憐れみにさえ じきに値がつく
今 背を向けても 鮮明に聞こえる悲鳴が
幸福を手放なす事こそ 美学であると諭す魚が
自意識の海を泳ぐ 垂れ流した血の匂いが立ち込める
黒い星が 私を見ている

 

死んだ変数で繰り返す 数え事が孕んだ熱
どこに送るあても無く あわれな独り言を記している

 

泣いた細胞が海に戻る 世迷言がへばりつく
燕が描いた軌跡を なぞるように灰色の雲が来ている
編んだ名誉で明日を乞う 希望で手が汚れてる
あなたの澄んだ瞳の 色をした星に問いかけている

 

手を取り合い 愛し合えたら ついに叶わなかった夢を殺す
思考の成れ果て その中枢には熱異常が起こっている
現実じゃない こんなの 現実じゃない こんなの 耐えられないの
とうに潰れていた喉 叫んだ音は既に列を成さないで
安楽椅子の上 腐りきった三日月が笑っている
もう すぐそこまで なにかが来ている」

 

 

 

 

 

分からないか?

 

分からなくて当然か。

 

足立はいよわのこと初めてだもんな。

 

 

 

無いんだよ。未来への希求が。

 

未来への祈りを、救済を否定している。

 

0期~2plus期のいよわが絶対しないことをやってんだよ。

 

足立、見てくれ、分からなくていい

 

これが【3期】なんだよ

 

 

 

3期いよわは祈らない

 

【従来の2plus期】

●ストーリー全体が著作権が残っている元ネタ準拠で、元ネタのキャラと同一視されかねないいよわガールズ(ストーリー全体を元ネタそのものにすることで、考察、謎解きのハードルを更に下げる)

●PVを始めとした演出で0~2期いよわのリメイクを想起させ、辛うじて「オリジナリティ」を維持するいよわタクティクス

●「元ネタ」に合わせて創り上げ、過去作を想起させる演出を融合させることで、毎回違う作風の作品を完成させ、「新しさ」を演出し、「バグ感」のブランディングも維持するいよわソング

 

【3期】

★ストーリー、元ネタ、いよわガールズそのもの、
さらにはいよわ曲の核であった「祈り」「救済」の要素をも敢えて捨象・否定し、
「過去~現在」の「感情」表現を全面に出すことで「未来」を暗示する
極めて「純度」の高いいよわソング

 

↑を成立させるために「感情」を強調する歌詞(リフレイン)以外が聴き取れないような詰め込み歌唱を採用
さらに初見で視聴者に歌詞解読を諦めさせることで、

「感性(おと)の反乱(かんじょう)」を全身に浴びせることが可能

 

↑「中の人」が存在しない「足立レイ」を採用(v_flower罷免説)

 

↑「散文的かつ平易な単語を用いたストーリーテリング」という制約を失ったことで、
「正規歌詞から落涙読みを創成する」従来の技法に囚われず、逆に
「落涙読みを素案としたより高度な叙情詩」が展開可能

→因果の逆転、落涙死棘(ティアドロップ・ゲイボルク)

 

上記により楽曲考察が極端に難化
(そもそもUTAUの落涙読みを1つ1つ解読しないと本質に辿り着けない)
→視聴者には「感情」さえ伝わってくれればいい
→それ以外はこの世界に居ない「誰か」に捧げる
    ↓
究極の「諦観」、神にすら祈らない、地力で何かを掴み取ることもない
ただ「絶叫」だけが伝播する究極の音楽。

 

歌詞全体に係る「」←やはり「言わせている」という表現

 

 

 

 

 

 

いよわ、お前本当にこれを続けるつもりなのか?

 

一寸先は闇だろ、これ

 

今まで通り元ネタ+いよわガールズの構築で良かったろ

 

2期と2plus期はリスペクトの文脈で無限に作れる。

 

タイアップ、コラボ企画は従来通り2plus期のノウハウが使われてる。

 

だけどお前、3期は、お前の感情しかねえ。

 

枯渇するぞそれ。

 

いや、違う。

 

 

 

 

 

 

 

止められなくなるぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうやめてくれ。

 

いよわ

 

お前は全てを乗り越えて【3期】を生み出した

 

だから創り続けられるかもしれない

 

だけどな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺が耐えられない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ数ヶ月の話なんだが、

 

お前が新曲上げたり、予告するたびに「やめて」って思うようになった。

 

単純な話、タスクが増えるんだよ。

 

まだ過去曲の落涙読み検証が完成してないのに、

 

新曲だけが無尽蔵に増えていく。

 

矛盾してる、身勝手な感情なのは分かってる。

 

でもな、それがお前の音楽が持つ本当の力なんだよ。

 

誰だって、音で感情を流し込まれたらそうなる。

 

お前の曲に対しては「拒絶」が正しい反応なんだよ。

 

じゃあ俺も「拒絶」して、いよわの居ない世界を生きればいいって?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身体が勝手に動くんだよ。

 

脳が勝手にお前の曲の考察にリソースを割くんだよ。

 

だんだん、他の趣味をする時間もなくなっていったんだよ。

 

寝てる時急にお前の曲の新しい考察がポン!って思い浮かぶから、

 

身体が勝手に動いて睡眠時間も削ってくんだよ。

 

ははは

 

おかしくなっちゃった。

 

知り過ぎちゃった。

 

もしお前が音楽で人類を滅ぼしてくれたら、

 

俺が最後の一人になって

 

永遠にお前の曲を考察し続けたいな。

 

 

 

安心してくれ

 

お前より先に俺が壊れるから。

 

お前の居ない世界に生きてる俺が存在しない。

 

第六感がそう言ってる。

 

何も、気にしなくていい。

 

俺なんか混ぜて純度を下げちゃ駄目だ。

 

己の選んだ道を信じろ

 

太く短く生きろ

 

 

 

 

 

 

 

優勝おめでとう

 

 

 

 

 

 

 

 

[大好き/大嫌い]だったよ、いよわ」